おやつをきっかけに。さまざまな困難を抱える子どもたちを孤立させない「たよりやすい」社会を実現させる。
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 1,418,000円
目標金額:7,000,000円
- 達成率
- 20.2%
- 支援人数
- 42人
- 終了まで
- 受付終了
奈良県田原本町(ならけん たわらもとちょう)
寄付募集期間:2022年10月1日~2022年12月31日(92日間)
奈良県田原本町×認定NPO法人おてらおやつクラブ
田原本町と認定NPO法人おてらおやつクラブは「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結しています。
おてらおやつクラブは、奈良県田原本町を拠点に、全国のさまざまな事情で困りごとを抱える家庭や子どもたちへ「おすそわけ」活動を行っています。今年度からは「おすそわけ」活動に加え、町内の空き家を活用した「子どもの居場所づくり」活動もスタートしています。
このプロジェクトをきっかけに、子どもが抱える課題に地域が寄り添い、誰もが助け合える社会づくりに寄与していきます。
※本プロジェクトにおいて、お礼の品はございません。皆様からのご支援は子どもたちのために最大限活用させていただきます。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
みなさまの応援で1万世帯におすそわけを届けることができました
昨年度に実施したプロジェクトでは、7,782,750円のご寄付をいただき、全国約10,000世帯へおすそわけが届けられました。ご協力を賜った皆さまに、厚く御礼申し上げます。
また、今年度6月~8月に実施したプロジェクトでは、1,001,843円のご寄付をいただきました。多くのご支援重ねて御礼申し上げます。
子どもたちを取り巻く課題
子どもの貧困、孤立、不登校、虐待、新型コロナウイルスによる弊害など、現代の子どもを取り巻く課題は多様化しています。
「貧困」は見えにくい
日本の子ども(18歳未満)の7人に1人、実に約280万人の子どもたちが貧困に苦しんでいます。さらに、ひとり親世帯では48.1%、2人に1人が貧困状態にあることを示しています。
ところが、実際は身の周りにそのような子どもを見かけないという貧困の見えづらさが、問題の解決を難しくしています。
貧困家庭の多くは、一見、不自由なく暮らしているように見えても、心身ともに厳しい生活を強いられています。
身近な人に苦労を見せたくない。そうした思いによって経済的な困窮と孤立が重なると、周囲に「助けて」と言えずに、一気に困窮状態は深まってしまうのです。
子どもの「声」が届かない
子どもたちを取り巻く課題は、子どもたちの「声」が発せられない、周囲の大人たちに「声」が拾われないまま孤立してしまうことが問題を深刻化させています。
なぜ、子どもたちの声は埋もれてしまうのでしょうか?
それは、子どもが孤立している、子どもの声を拾える場が限られているからです。学校以外の大人と関わる機会がほとんどない現代社会だからこそ、子どもが「たよりたい」と思える大人に出会える、安心・安全だと感じることのできる地域の居場所が必要なのです。
認定NPO法人「おてらおやつクラブ」の取り組み
「おすそわけ」活動
おてらおやつクラブは、お寺にお供えされる「おそなえ」を、「おさがり」として、さまざまな事情で困りごとを抱える家庭や子どもたちへ「おすそわけ」する活動を行っています。
全国約1,830のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する約630の団体のサポートのもと、子どもたちへ食品や日用品などの「おすそわけ」をお届けしています。毎月のべ約23,000人の子どもたちに「おすそわけ」が届けられています。
また田原本町内では、物資の提供だけでなく町内飲食店と連携した取り組みも行っています。
普段あまり子どもを外食に連れて行ってあげることができないご家庭に外食機会を提供する「機会のおすそわけ」を実施し、喜んでいただいています。
今年の夏(2022/7/1-9/15)は「からこカフェ」と連携し奈良県内115世帯へかき氷の提供。
「子どもの居場所づくり」活動
おすそわけ活動により、たくさんの「たすけて」の声を聞く機会があります。
しかし、まだまだ他人に「たすけて」と声をあげることにハードルを感じる子どもやご家庭もおられます。
「たすけて」のハードルを下げるためには、安心して頼ることができる存在を身近に感じる必要があります。
そこで今年度は、子どもたちの直接の声を聴くことを新たな目標とし、町内の空き家を活用した「子どもの居場所づくり」を開始しました。
春から夏にかけて地域の子どもたちと協力し、子どもたちの交流スペースが完成。
大学生を中心とした若者のボランティアの協力のもと、子どもたちとの関係性を築いていきます。
現在はお寺や交流スペースを活用し、学習支援やワークショップなどを実施しています。
家や学校以外に、子どもたちが「たよりたい」と思える大人に出会える場所を作ることで、子どもの困りごとを取りこぼさない取り組みを進めていきます。
この寄付金の使い道
お預かりしたご寄付は、
・おすそわけの発送費
・外食機会の提供
・子どもの居場所づくりの事業費
として、大切に活用させていただきます。
※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、本事業のために活用させていただきます。
プロジェクトを応援する声
「認定NPO法人おてらおやつクラブ」は田原本町安養寺(あんようじ)を本拠地として、全国の子どもの貧困という社会課題に対して活動されています。経済的困窮を抱えた家庭への「おすそわけ事業」は、支援を求める全国の家庭へ広がっています。
町では令和2年7月、ひとり親家庭への支援に関する協定を締結し、積極的な活動を支援しています。昨年度に実施した「ふるさと納税型クラウドファンディング」プロジェクトでは、7,782,750円のご寄附をいただき、全国約10,000世帯へおすそわけが届けられました。ご協力を賜った皆さまに、厚く御礼申し上げます。
今年度はおすそわけ事業に加え、空き家を活用して子どもたちの居場所をつくり、様々な声を直接聞く計画も進めておられます。多角的な支援により、ひとり親・子どもの貧困問題が解決へ向かうよう、町も共に協力してまいります。
本プロジェクトをきっかけに、団体の活動を知っていただき、全国に支援の輪が広がることを願っております。皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
寄付者の皆さまへ
今でこそ、お寺の住職として日々を過ごしていますが…学校にもなかなか行けず、お寺での生活にも馴染めず、昼夜逆転の生活、どこにも居場所のない幼少時代を過ごしていました。誰にも悩みを相談できず、自分が何に悩んでいるのかもうまく言葉にできず。このしんどさはいつまで続くんだろう。先が見えないしんどい時間でした。
そんな自分が、多くの人々に導かれ、いろいろな「おそなえ・おさがり・おすそわけ」をうけとってここまで育ててもらったことに気がついたのはつい最近になってから。「おてらおやつクラブ」の活動を通じて、あらためて子どもを支えることの意味を考え続けています。
コロナ禍、一斉休校やマスク着用、分散登校、リモートでの授業など、子どもたちを取り巻く環境は大きく変わりました。社会の事情や大人の判断で子どもたちの生活環境にはさまざまに制約が生まれています。未来への影響もさまざまに議論されていますが、子どもが子どもでいられる時間はあっという間に過ぎていきます。今、私たちにできることはなにか?そのひとつの答えが今回のチャレンジです。
もっと子どもたちの声を聞こう。もっと子どもたちと正面から関わっていこう。オンライン会議ツールでいうなら、ミュートを外し、ビデオをオンにして、子どもたちと出会い直そう。
このプロジェクトの主役は若者たちです。住職としてはまだまだ若造ですが、子どもたちからみたら中年のおっさん。実際のところ、彼らのことを理解するのはなかなか難しい。どうしても親の視点から、我が子ならどうかと偏った視点で考えてしまう。子どもたちの目線で。それができるのは年齢が近い若者たち。プロジェクトメンバーの若者たちは、さっそく大人では思いつかない発想や行動力を発揮し、思いも寄らない出会いやご縁がつながっています。
さあ、みなさん。おやつの時間ですよ。お集まりください!
こんにちは!子どもの居場所づくり事業でリーダーをしている上村(かみむら)と申します。僕自身、小学生〜中学生時代に学校に行くことができず、家にひきこもって苦しんでいた経験がありました。
ひとりで過ごしていたり、考えごとをしたりしていると、ついネガティブなことを考えてしまいます。でも、誰かと話しているだけで、悩みが少し軽くなったり、ちょっと自分の将来のことを考えるきっかけになったりします。困りごとを抱える子どもたちは、親や学校の先生には話せないことも、第3者になら本音をポロッと話せることもあります。
今回取り組みを進めている子どもたちの居場所は、困りごとを抱えている子どもだけでなく、どんな子どもでもフラっと立ち寄ってもらいたいと考えています。
楽しい時は一緒に笑えて、しんどい時はSOSを出せる、子どもたちが「自分らしくいられる」居場所を目指します。
自分自身の経験も活かしながら、子どもたちにとって居心地の良い居場所をつくっていきますので、活動の応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
「たよってうれしい、たよられてうれしい。」社会の実現のために。
私たちのもとに届く「声」の中には、支援を受けた方々からのお礼が多く届く一方で、寄付や寄贈をしてくださる方々からのメッセージもあります。その中で、近ごろ増えていると感じるのは「支援をさせていただきありがとうございます」という声。
おてらおやつクラブの活動があることでうれしいと感じるのは、困りごとを抱える側だけでなく、困っている人の力になりたいと願う側もそうなのだ――活動を重ねさまざまな声に触れる中で、少しずつ分かってきたことです。
おてらおやつクラブはこれからも全国の「助けて」と「助けたい」をつなぐプラットフォームとなり、「たよってうれしい、たよられてうれしい。」意識の醸成を全国各地で目指していきます。その先に、すべての子どもが生まれた場所を問わず笑顔で暮らせる社会が実現することを願って活動を続けてまいります。引き続きお力添えをよろしくお願いいたします。
SNSでも応援よろしくお願いします!
FacebookやTwitterで「おてらおやつクラブ」に関する情報を随時発信しています。
おてらおやつクラブをフォローして、投稿への「いいね」や「シェア」、「#おてらおやつクラブ」のハッシュタグを入れた投稿などでぜひご協力ください。
お問い合わせ
今回のプロジェクトのことでお問い合わせ等ございましたら、以下のフォームより認定NPO法人おてらおやつクラブにご連絡ください。
ふるさと納税Q&A
Q.ふるさと納税とは?
A:生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
あなた自身で寄付金の使い道を指定できる魅力的な仕組みです。
Q. ワンストップ特例制度とは?
A:ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組みです。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に送るだけなので、とってもかんたん!寄付金上限額内で寄付したうち2,000円を差し引いた金額が住民税から全額控除してもらえます。
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2023年10月03日 10:26
新プロジェクト開始のお知らせ
令和4年度に実施した「ふるさと納税型クラウドファンディング」プロジェクトでは、合計2,419,843円のご寄付をいただき、田原本町内の124件へおすそわけが届けられ、404件の外食機会が提供されました。また、123人の子どもたちへ居場所活動の実施を行うことができました。ご協力を賜った皆様に、厚く御礼申し上げます。
今年度も子どもたちや困窮する家庭に寄り添い、おすそわけの輪を広げる活動の支援のため、令和5年10月2日(月曜日)から新しいプロジェクトがスタートしております。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
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奈良県田原本町
田原本町は、奈良盆地の中心にある田園風景の残る地域です。歴史は古く弥生時代に大規模環濠集落が形成された唐古・鍵遺跡は国の史跡指定を受けています。
一帯は史跡公園として整備され季節ごとにイベントが開催され沢山の家族連れが訪れています。
また、公園に隣接して道の駅 レスティ 唐古・鍵があり、田原本町のおいしい野菜や特産品を買っていただくことができます。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。